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ドコモ・au・ソフトバンクの実際の通信速度

これまでドコモ・au・ソフトバンクの各社は、通信速度を公表する場合、理論値を用いてきました。しかし、実際の通信速度は理論値とかけはなれていることから利用者に誤解を生ませるとして、総務省は各社に「実際の通信速度も公表するように」求めてきました。そして2015年12月、ついにドコモ・au・ソフトバンクの各社から実際の通信速度が公表されることになりました。

計測は総務省が指定する期間・手法の下でおこなわれており、各社が発表した数値は比較性の高いものとなっています。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの実際の通信速度の計測結果

  • 計測期間
  •  2015年10月~12月
  • 計測場所
  •  政令指定都市・県庁所在地を人口規模で3つに分類し、
  •  各分類から各々で選んだ3都市および東京都特別区の合計10都市(1500地点)
  • 計測時間
  •  「オフィス街・繁華街」:正午から午後6時までの時間内
  •  「住宅街」:午後3時から午後9時までの時間内

総務省が指定した条件ですが、割と各社が自由に決められる部分が多いです。そのため、各社ともに最高のパフォーマンスが出るように工夫していると思われますので、少なくとも、実際の通信速度は今回発表された数値を下回る値になっていると思います。

 

■各社が発表した実際の通信速度(上段:下り、下段:上り)

キャリア 最大値 対象の
75%
対象の
真ん中
対象の
25%
最小値
ドコモ
Android
228Mbps
38Mbps
91Mbps
28Mbps
72Mbps
20Mbps
53Mbps
13Mbps
8Mbps
1Mbps
ドコモ
ios
168Mbps
40Mbps
89Mbps
30Mbps
70Mbps
21Mbps
49Mbps
14Mbps
10Mbps
1Mbps
ソフトバンク
Android & ios
150.3Mbps
32.8Mbps
76.6Mbps
26.1Mbps
58.0Mbps
22.2Mbps
42.5Mbps
16.0Mbps
10.6Mbps
1.6Mbps
au
Android & ios
190Mbps
-
103Mbps
-
71Mbps
-
50Mbps
-
9Mbps
-

auとソフトバンクは、Androidとios(iPhone)の合算値となっています。さらに、auは上りの数値を公表していません。おそらく、au・ソフトバンクは端末別に発表するとドコモとの差が明確になるので出来ないのでしょう。さらに、auは上りの速度がドコモ・ソフトバンクを大きく下回っていたことが予想されます。

 

とりあえず、「ドコモ強し」といった結果でしょうか。格安スマホ会社はドコモ回線を借りているところが多いので、格安スマホのいちユーザーとしてはまずまずの調査結果でした。

(関連)ドコモ・au・ソフトバンクの周波数帯域割り当て一覧

 

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